元科捜研の主婦 第5話感想!24.5cmの足跡とヤマさんの自白がつながる回

元科捜研の主婦イメージ画像 映像・ドラマ


第5話は、吉岡家の「嘘つき!」騒動で始まって
捜査パートではまさかの“鑑識官が自首”へ。

家の中では見えないインクの手紙
現場では消された指紋と残された足跡。

どっちも「見えへんもんを、見える形にする」っていう
このドラマらしい気持ちよさが詰まってた回でした。


※この記事はドラマ「元科捜研の主婦」第5話のネタバレ(犯人・トリック・動機)を含みます。未視聴の方はご注意ください


主な登場人物(役名(演:俳優名さん))

  • 吉岡詩織(演:松本まりかさん):元科捜研に勤めていたがいまは主婦
  • 吉岡道彦(演:横山裕さん):殺人事件担当の新米刑事
  • 吉岡亮介(演:佐藤大空さん):吉岡家の息子
  • 山西達男(演:吹越満さん):神奈川県警の鑑識官(通称ヤマさん)
  • 吉岡修一(演:戸次重幸さん):道彦の亡き兄
  • 北村さくら(演:島袋寛子さん):科捜研で働く詩織の同僚。
  • 高島隼人(演:樋口幸平さん):今回の容疑者
  • 池田淳(演:山口大地さん):今回の被害者
  • 麻生(演:西尾まりさん):隼人が働くドーナツ店の店主
  • 佐藤孝史(演:市川知宏さん):配達員

【第5話の空気】家も事件も「見えへんもん」を追う回

道彦(演:横山裕さん)が臨場したのは、
男性の撲殺体が見つかった一軒家。

被害者は池田淳(演:山口大地さん)。

現場が妙やったのはこの2点。

  • 生活してる家のはずやのに、指紋がほとんど出ない(拭き取られたみたいに“消えすぎ”)
  • なのに、床には足跡が残ってる(しかもサイズが24.5cm

警察はあわてて足跡を消し忘れたただけというが

道彦は
「痕跡残したくないなら、足跡も消すやろ…」ってもやもやする。

【今回の違和感】指紋が消えて足跡だけ残る矛盾

現場に残っていた足跡は24.5cm。
(犯人は小柄?女性?)

一方で、凶器をふりまわした痕が「背の高い人間じゃないと届かない位置」にある
(=犯人像は高身長っぽいと推測)。

足元は小さめ、なのに届く高さはデカい。

この時点で道彦は「犯人像が一個にまとまらへん」っていう
違和感を抱えたまま捜査を進めることになる。


【家パート】亮介の「嘘つき!」は怒りではなく“隠しごと”

一方、吉岡家ではちょっとした家庭内事件が起こる。

道彦が亮介と遊ぼうとしてたタイミングで
仕事の呼び出しが入り

「ごめん今日は無理かも」となった瞬間・・・

亮介が「嘘つき!」って怒ってしまう。

詩織も
「こんな怒り方、初めてだね?」ってなる。

でも詩織は、亮介がただ拗ねてるんやなくて
「何か隠してるんじゃないか」って仮説を立てる。

この“責める前に仮説”が、詩織の良さなんよー。


息子(亮介)からのヒント:公園のドーナツと、ヤマさんの「ゲソ痕」クイズ

詩織はご機嫌ななめの亮介の気分転換に
公園へと連れていく。

そこで遭遇したのが
詩織も顔見知りの鑑識官の山西達男(演:吹越満さん)=ヤマさん

ヤマさんは
亮介に“ゲソ痕(足跡)”のクイズを出して遊ぶ。

鑑識官の雑談が
子ども相手でもちゃんと“痕跡を判断するの基本”になってるのが
地味にええ場面やった。

ただ、ヤマさんも途中で警察から電話が来て
「行かないと」と去っていく。

そのときヤマさんは、また遊ぼうねと
亮介の頭をなでてくれる。

この“頭なで”が、あとでめっちゃ効いてくる。

事件の線が見えてくる:池田は“詐欺の指示役”だった

捜査で分かってきたのが、
被害者である池田の裏の顔だった。

池田は
特殊詐欺グループの指示役だった可能性が高い。

そして捜査線上に浮上したのが、高島隼人という男性。

  • 隼人は過去に特殊詐欺で少年院に入っていた
  • 池田の顔は知らなかったが、声で「指示役の池田」だと確信した
  • 池田の家の近くをうろついていた

この情報だけ並ぶと
「隼人が犯人ちゃうの?」って流れになりやすい。

警察側が隼人を疑うのも、まぁ分かるねん。

【ヤマさんの自白】父親として動いてしまった鑑識官

そんな中
なぜか自分が犯人だ

突然名乗り出たのが、鑑識官の山西達男(演:吹越満さん)=ヤマさん。

ここ、ちゃんと整理しとくと

ヤマさんは
捜査線上に浮上している高島隼人の実の父親でもあったんよ。

ヤマさんは隼人が5歳のときに離婚していて
隼人は母親の姓で生きてきた。

今はドーナツ店で働いてる隼人を
ヤマさんはそっと遠くから見守っていた…みたいな距離感やったんよね。

そんな中で起きた撲殺事件。
容疑が隼人に向きかけたタイミングで、ヤマさんが「俺がやった」と出頭したってわけ

鑑識官が自白ってインパクト強すぎるけど、
父親として息子を守ろうとした”って考えると、急に筋が通ってくるんよな。

しかも現場には「指紋がない」「足跡が不自然に少ない」っていう不自然さも
鑑識が手を入れたら起こりそうな状態が揃ってるから
余計に捜査が揺れる。


【24.5cmの足跡】犯人像をずらす“置かれた痕跡”

詩織は隼人にも直接話を聞きに行く。

隼人は
父親であるヤマさんが犯人じゃないと感じつつも
自分に少年院の過去があるために警察に疑われて当然のような現実にピリついてる。

ここで詩織が注目したのが、現場の足跡(24.5cm)
ポイントはこれ。

  • 現場には24.5cmの足跡しか残っていない(=不自然)
  • 指紋は消されているのに、足跡だけ残るのも不自然
  • つまり、足跡は“うっかり残った”んじゃなく、「残す意図」があった可能性が高い

足跡は、犯人のミスじゃなくて
誰かが置いた“目くらまし”かもしれない・・・
詩織はそう考える。


【帽子の成分】砂糖・きなこ・灯油が一本につながる瞬間

詩織が家に帰って
元同僚のさくらと電話で話してるときに、ふとある光景が頭に浮かぶ。

「ヤマさん、あの日公園で亮介の頭なでてた…」

詩織は亮介の帽子を科捜研で鑑定に回す。

すると帽子から出てきたのが――

  • 砂糖
  • きなこ(=ドーナツの材料)
  • 灯油

ドーナツの粉系は公園のドーナツ店の材料であると推測。
問題は灯油。

ここで灯油配達の配達員・佐藤孝史の存在が浮上。

事件当日、佐藤は配達中に灯油をこぼしてしまった(=灯油の痕跡が残りやすい状況やった)

詩織の推理は一本の線につながった。

  • ヤマさんは公園(ドーナツ)→現場(灯油)を経由していた可能性がある
  • その手で亮介の帽子に触れたなら、帽子に“成分”が移ってもおかしくない
  • 灯油の線を追えば、現場に関わった“別の人物”に届く

生活アイテム(子どもの帽子)から
事件の導線を引っ張るのが、元科捜研の主婦の強みなんよね。


【3人の立ち位置】真犯人・遭遇者・隠滅者の整理

詩織の推理亮介の帽子から出た物証を元に
ここから真相が明らかになる。

1)真犯人:配達員・佐藤孝史(演:市川知宏さん)

佐藤は池田に配達の件で強く叱責され、
土下座までさせられていた。

「数分遅れただけでそこまで?」って、視聴者側も引くレベルの理不尽。

その怒りが爆発して、佐藤は池田を撲殺してしまった。

しかも佐藤はあわてていたため
証拠隠滅をほとんどしていなかった。

2)現場に来てしまった:高島隼人(演:樋口幸平さん)

隼人はドーナツ屋で働いているときに
客としてきた池田の声で

闇バイトの指示役だと気づき
配達の途中でみつけた池田の家へ行ってしまう。

そこで偶然にも遺体を見つけて怖くなり
慌てて痕跡を残して逃げだしてしまう。

3)息子を守ろうとした:山西達男(演:吹越満さん)

ヤマさんはたまたま池田の家からあわてて出ていく隼人を見て
「息子がやった」と思い込んでしまったのだった。


父親として息子を守るため
鑑識官としては許されない行動をしてしまったのだ。

  • 隼人が残した痕跡を消すために、現場の証拠隠滅をする
  • でも完全には消しきれない。第一発見者の登場。
  • だから自分の足跡(24.5cm)を“わざと”残す
  • そして「俺がやった」と自白する

つまり、24.5cmの足跡は犯人の足跡じゃなく
ヤマさんが置いた“嘘の足跡”やった。

道彦が感じてた
「指紋は消えてるのに足跡だけ残る矛盾」
の答えがこれ。


【動機の苦さ】理不尽に踏まれた怒りの行き着く先

真犯人の佐藤の動機は
池田の暴力的な支配(怒鳴る、土下座させる)を受けていたこと。

動機としては現実的すぎて
めっちゃイヤやったわ…。

ただ、どんな理不尽があっても殺したら終わり。

その一線を越えた結果、事件は最悪の形になった。

【吉岡家の回収】UVライトで浮かび上がる手紙

警察での事件が片付いたあと、
吉岡家の事件もちゃんと解決する。

亮介が怒ってた理由は、
サプライズの準備がバレそうで焦ってたからだった。

亮介は
友だちにもらった「見えないペン(=UVライトで浮かび上がるペン)」で
道彦に手紙を書いてた。

詩織と道彦はUVライトで手紙の場所を探し当てる。

白紙に見えた紙にライトを当てると
文字が浮かび上がって――

「おとうさん いつもおしごとおつかれさま
これは かたたたきけんに つかえます
りょうすけ」

もう、かわいすぎて心の治安が回復するやつーーーーー!!!!

道彦が亮介をだきしめて謝ると

亮介は「お仕事だったんでしょ?おつかれさま」ってにこにこ笑うし、
詩織もほっとして

家族3人で大好きって言いあいながら抱き合うシーン
最高にほっこりした!

事件で“見えない痕跡”を見つけた回やのに
最後は家族の“見えない気持ち”まで照らしてくれるのほんまよかった。

【4.14の伏線】兄・修一の手帳が動き出す

今回の事件とは別で
道彦は兄・吉岡修一の手帳に書かれていた「4.14」の文字に
引っかかっている。

道彦が署内の資料ファイルを見ていると
背表紙に「8-14」とあるのを見て「4.14」を思い出す。

そこで「4-14」の資料を探し出すと・・・

「厚木・窒素ガス殺人事件捜査本部 捜査報告書」とあり
そこに兄・修一の名前が出てくる。

毎回の事件が“家庭+謎解き”で完結していく中で
兄の線だけはじわっと別のルートで進んでるのが気になるところ。

関西系主婦のひとこと&まとめ

第5話、まず亮介の「おとうさんの嘘つき!」のぷんぷんで始まった時点で
こっちの心がザワつくやん。

でも結局、怒りの正体が「お父さんに渡したい手紙があった」って分かった瞬間
全部ふわっと平和にほどけたのが良かったわ。

事件の方は
鑑識官の自白で「え、ヤマさん?」ってなるのに
足跡24.5cmが“嘘の痕跡”やったって回収がきれいやった。

(まあヤマさんは警察クビになってもうたけど)

帽子から砂糖・きなこ・灯油が出る流れも
家庭パートの出来事がそのまま捜査に効いてくる感じで、このドラマの良さが出てたと思う。

そして最後に「4.14」の謎がちょっと進んだ。

毎話の安心感は残しつつ、兄の件だけ空気がちょい変わる。
次回、あの数字がどこまで“具体的な答え”に近づくんか、そこも楽しみにしとく!

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