まーくん誰なんよって笑いながらこのドラマ楽しく追いかけてたはずやのに
今回は母親が来た瞬間から空気がピリッと変わって
未来の逃げ場が消えていく感じがしたわ。
志田未来さんの「踏ん張って笑う顔」が、踏ん張りすぎてちょっと危ない顔にも見えて、見てるこっちが先に心配になったわ…。
※注:この記事はドラマ「未来のムスコ」第5話のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。
登場人物
汐川未来(演:志田未来さん)…劇団員。主演舞台の本番目前。
汐川颯太(演:天野優さん)…未来を「ママ」と呼ぶ。まーくんを探している。
汐川直美(演:神野三鈴さん)…未来の母。富山から突然上京。
松岡優太(演:小瀧望さん)…よしずみ保育園の保育士。颯太の「まー先生は“まーくん”?」が引っかかっている。
圭(演:萩原護さん)…隣人。ルナの充電を試してくれている。
沙織(演:西野七瀬さん)…未来の友人。未来の事情を理解して支える。
矢野真(演:兵頭功海さん)…劇団の後輩。未来の舞台に関わる。
あらすじ
未来は“ルナ”に望みをかける:まーくんのヒントは中にある?
未来は、圭に預けていた颯太のスマートウォッチのルナが
「あと一歩で充電の仕組みが分かりそう」
と聞いて、そこに希望を見出す。
未来は、ルナが復活したらまーくんのヒントが入ってるかもしれへんと考えて
期待と不安を抱えたまま本番目前の毎日を回していく。
この時点で未来は、
もしかしたら颯太が「消えるかもしれない怖さ」を抱えてるから
ルナの復活がうれしい反面ちょっと怖そうにも見えた。
優太の引っかかり
よしずみ保育園では、優太が颯太のまーくん探しを気にしている。
颯太が
「まー先生はまーくんなの?」
と聞いてきたことが
優太の中では軽く流せへん違和感になっていく。
母・直美が上京
ある日、未来の母・直美が突然に未来のアパートを訪ねてくる。
直美は未来が次の公演で主演を務めると知って来たらしいけど
未来にとっては「今このタイミングで!?」が本音やと思う。
未来は直美に颯太のことを「未来から来た自分の子ども」だと説明する。
でも直美は、そら信じられへん。
話が突飛すぎるもんね。
沙織が横から説明しても、直美は疑いを簡単に引っ込めない。
まぁそらそうやわ笑
ここで直美が厳しい態度なのは
未来の話が信じられへんだけやなくて
未来が母親としてちゃんとできてないように見えることも大きい。
舞台で忙しい、生活がきちんと回ってない、子どもに振り回されてる…
直美の目には「危なっかしい」の一点で刺さってしまう。
それでも孫は可愛い
直美は「颯太の面倒を見る」と言い出して、未来のアパートに居座ることになる。
未来は主演舞台の本番が目前で稽古や準備でギリギリの状態。
そこに直美のちゃんとしなさいというプレッシャーで
未来は逃げ場がなくなる。
しかも未来は颯太の存在の重さを知ってしまってる。
だから普通の主婦みたいに「母に任せたらラクになる」では済まされへん。
けど「全部自分で抱える」も無理。
未来が一番しんどそうに見えたのは、この板挟みの時間やった。
直美が颯太の存在を信じ始める
未来と直美の空気が険悪なままでも、颯太は普通におばあちゃんの直美に甘える。
抱っこしてほしい、構ってほしい。
未来が荷物で手いっぱいで抱っこできない時も直美が「抱っこしてあげようか」と言う。
その時に颯太が直美の腰のことや、庭の柿の木の話をする。
「柿を取る時、痛い痛いって言ってた」
みたいな
直美しか知りようのない生活の話が出て、直美の表情が変わる。
直美はここで、未来から来た颯太を少しずつ現実として受け入れ始めたように見えた。
疑う気持ちが消えたというより
「否定するにはリアルすぎる情報」が積み重なっていった感じ。
舞台初日:直美は「観ない」と言ったが
未来は直美に舞台のチケットを置いていく。
直美は「観ない」と言っていたのに
舞台当日、客席には颯太と沙織と優太がいて、さらに直美の姿も見えた。
未来が舞台に立っている間、直美は富山でのこと、未来が子どもだった頃、夫を亡くした日、未来が上京した日…そういう記憶を重ねていた。
直美がずっと言えへんかった「応援したい」と「止めたい」が
舞台を見ながら溢れてしまった感じ。
未来が舞台をやり切ったこと自体が、
直美にとっては娘が選んだ生き方の証明になったんやと思う。
母と娘の落とし所
舞台を終えて帰宅した未来は、まだ家にいる直美と向き合う。
未来は「まだまだやけど、もう少しここで頑張りたい」と伝える。
直美は未来に
「富山には帰ってこんでいい」
と言う。
直美の言葉は優しいだけやなくて、どこか寂しさも混ざってる。
「劇団のブログでしか娘の近況が分からんのは悲しかった」みたいな
母の本音がやっと出てくる。
未来も「寂しくなかった」と言い返すけど、それは強がりにも聞こえた。
でも同時にあの10年を否定したくない未来の気持ちもかいまみえた。
ここは「ザ仲直り!」ってスッキリやなくて、少しだけ距離の測り方を思い出した親子、って感じがリアルで良かった!
園の滑り台を予言した颯太
大雨の日、保育園に滑り台が届く。
園長が発注したのはキリンのはずやのに、箱を開けたら象の滑り台が入っている。
颯太が最初から「象の滑り台だ!」みたいに言っていたことで
優太はますます颯太のことを気にし始める。
ここ可愛い話に見せながら、じわっと怖い。
颯太は無邪気に話してるけど
大人側は「未来を予言してる」可能性にしか行き当たらん。
真の告白:未来の時間が止まる
稽古場で未来が戻ると
矢野真が未来に気持ちを伝える。
「未来さんが好きです」
って、真っ直ぐな告白。
未来は舞台も颯太のことも母のこともあって、心の空きがないのに恋の言葉だけは容赦なくズドンと入ってくる。
未来にとって恋は逃げ道にもなるけど
今は相手を間違えたら、颯太の存在自体が消えるかもしれない不安が頭にあるから
簡単に好意を受け取れへんのよね。
ここがこのドラマの、きゅんだけじゃないハラハラするとこやと思う。
雷鳴、ルナが動く
雷が鳴って、圭の家でルナが復活する。
ルナから聞こえてくるのは、未来の声。
「未来の未来の声」みたいに聞こえる。
物語が一気に次の段階へ行った感じがした。
まーくん探しがいよいよ本格的にすすみそう。
5話の心が動いたシーン
一番心が動いたのは、直美が「観ない」と言ってたのに客席にいるところ。
あれ、母親の負け方やん…。
反対するつもりで来たのに、娘のがんばる姿を見届けたいが勝ってしまった顔。
未来が直美に
「もう少しここで頑張りたい」と言う場面。
志田未来さんの、強がりと弱さが同時に出る言い方が良すぎたー。
言葉は強いけど、目はまだ頼りなく揺れ動く演技のうまさよ。
まだ子どももおらんのに芝居がリアルすぎるのよ。
関西系主婦のひとこと&まとめ
5話はまーくん探しはあまり進まず、未来がママとしても娘としても成長する感じやったな。
直美が正論で殴ってくる感じ、腹立つけど、子供を想う親の気持ちも分かってしまうのがつらいよね。
でも客席に座ってる直美を見た瞬間
「あーお母さんやっぱ来たんや…」ってうるってなった。
ほんで最後のルナな。
次回から情報が一気に増えそう!
でももうすこしでかわいい颯太にあえなくなるのは寂しいな

