これまでどこかゆるさがあった予備自の空気が、第6話では一気に凍りついた。笑いどころがあっても、根っこにあるのは「選ばれなかった側」の怒りやった気がする。強すぎる能力と、置き去りにされた過去。今回はその重さが真正面からぶつかってきた回やと思う。順番に整理していくで。
※この記事は「こちら予備自衛英雄補?!」第6話のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
登場人物整理
ナガレ(演:菊池風磨さん)
・予備自メンバー。自分の能力の弱さを突きつけられる立場。
ユタニ(演:後藤剛範さん)
・融合能力を持つが、今回最初に倒れる。
サエ(演:のんさん)
・治癒能力を持つ存在。ニトロの標的になる。
サピピ(演:小宮山莉渚さん)
・クロカワのもとへ向かう役目を負わされる。
チュータ(演:森永悠希さん)
・観念動力の能力者。戦闘では通用しない状況に直面。
シロタ/ニトロ(演:奥野瑛太さん)
・脱獄した死刑囚。元・初代ヒーロー計画メンバー。
クロカワ防衛大臣(演:高杉亘さん)
・初代ヒーロー計画の中心人物。ニトロと因縁を持つ。
マドズミ(演:六角精児さん)
・防衛省職員。待機命令を破り現場へ向かう。
第6会議室に侵入した死刑囚ニトロ
物語は、第6会議室に死刑囚シロタ “通称ニトロ” が侵入したところから始まる。
ニトロは受付女性(水谷果穂さん)を人質に取り、防衛大臣クロカワとの面会を要求する。
ニトロの能力名は「衝撃爆破」。
■ 衝撃爆破の能力
・能力名:衝撃爆破
・使用者:ニトロ
・発動条件:対象に手で触れる
・具体的効果:触れた相手の身体や物体を爆発させる
・影響:制御不能な破壊力で周囲に甚大な被害を出す
ユタニが受付女性を解放するよう迫る。しかしニトロがユタニの身体に手を当てると、ユタニの身体が爆発する。煙をあげながらユタニは意識不明の重体で倒れる。
この瞬間、予備自メンバーとニトロの能力差がはっきりする。
「なんでお前らみたいなのが選ばれてんだよ」とニトロが問いかける。その問いは能力の強弱だけやなく、「選ばれた理由」にも向いている。
ナガレの能力は通用するのか
ナガレの能力は「うそをつくと宙に浮く」。
・能力名:浮遊
・使用者:ナガレ
・発動条件:本人が嘘をつく
・具体的効果:身体が宙に浮く
・影響:隠し事ができず、日常生活がややこしくなる
ニトロはナガレに興味を示す。しかしナガレが攻撃されると、能力で対抗するのではなく、ナガレは土下座して謝罪する。
ナガレは能力で戦うのではなく、言葉と態度で時間を稼ごうとする。ここがヒーローらしいかと言われると微妙やけど、ナガレらしさはある。
初代ヒーロー計画の過去
ニトロはかつて「初代ヒーロー計画」のメンバーだった。
20年前、ニトロは仲間の不審な動きをクロカワに報告する。
ニトロは仲間を止めようとして能力を暴走させ、大爆発を起こす。
その結果、クロカワはニトロとの関係を切り捨てる。
ニトロは死刑囚になり、クロカワへの復讐を胸に防衛省へ侵入した。
ここで見えてくるのは、「能力が強い=ヒーローになれる」わけではないという事実。
制御できない力は、国家にとってはリスクになる。
サエが標的になる
ミズノがサエにユタニの治療を頼もうとする。
しかしその動きをニトロが察知し、サエを標的にする。
ナガレがサエを庇い、ニトロの攻撃を受ける。
ナガレが攻撃されることで、予備自メンバーは一瞬躊躇する。しかし次の瞬間、7人は協力して奇襲を仕掛ける。
■ 協力戦の流れ
・ナガレたちが
・各自の能力を使い
・ニトロに対して
・時間を稼ぐ目的で
・同時攻撃を試みる
しかし結果は失敗。ニトロの能力が圧倒的に上回る。
クロカワは逃げた
ニトロがクロカワと電話で会話している間、クロカワは防衛省から退避する。
ニトロが「全員殺す」と脅しても、クロカワは「好きにしろ」と言い放つ。
この瞬間、ニトロの復讐は空振りになる。
裏切られたという感覚がさらに強くなる。
ラストシーン
防衛省職員マドズミが第6会議室に向かう。
マドズミが扉を開けると、そこには予備自メンバーとニトロの姿はない。
代わりに、見知らぬ中年男性が一人立っている。
その異様な空気のまま、第6話は幕を閉じる。
考察・違和感整理
・ニトロは本当に裏切られただけの存在なのか
・クロカワは20年前から何を計画していたのか
・能力の強さとヒーロー適性は別なのか
・予備自メンバーはどこへ消えたのか
現時点では断定できない。
関西系主婦のひとこと&まとめ
今回な、笑えるシーンもあったけど、全体の空気は重かった。
ニトロは怖いけど、ただの悪者には見えへん。
強すぎる能力は人生を壊す。
でも弱すぎる能力もまた、居場所を不安定にする。
ナガレたちは選ばれたけど、守られてはいない。
この先ほんまにヒーローになれるんやろか。
ちょっと心配しながら、次回を待つしかないな。

