身代金は誘拐です 第6話感想!「助かったはず」なのに家の中が一番怖い詩織

身代金は誘拐ですイメージ画像 映像・ドラマ

なによりも大切な娘の命が助かった。
これでやっと元通り。

…のはずやのに
鷲尾家の空気はずっと重苦しいままやった。

家に戻っても詩音の笑顔は戻らへんし
周りの大人は“答え”を急ぎすぎる。

さらには証拠が残らない・捜査が止まる・送られてきた骨の正体も分からない。

事件が終わったんやなくて
「終わったことにされそう」な気配が一番しんどい回やったと思う。

※この記事には、ドラマ「身代金は誘拐です」第6話の内容のあらすじやネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。


主要人物整理

  • 鷲尾武尊(演:勝地涼さん)
     娘を救い出した直後でも、まだ“後始末”に追われる父。証拠を集めても形に残らない現実にぶつかる。
  • 鷲尾美羽(演:瀧本美織さん)
     詩音の反応ひとつで心が揺れる母。周囲の言葉が刺さる。
  • 詩音(演:泉谷星奈さん)
     鷲尾家の娘。誘拐されたが家に戻れた、だが笑顔はまだ戻らない。
  • 壮亮(演:浅香航大さん)
     武尊の味方であるが本当に信用できるのかわからない人物。
  • 有馬絵里香(演:磯山さやかさん)
     息子かもしれない骨の鑑定を拒み続け、精神が崩れていく母親。
  • 有馬英二(演:桐山照史さん)
     被害届を取り下げた当事者。
  • 辰巳(演:真飛聖さん)
     捜査側。なにか秘密をもっていそう。

第6話は何が変わった回?

第6話は「詩織の救出成功」がゴールやなかったことを
突きつけてきた回やと思う。

詩音の心は戻らないが
鷲尾家は娘の開放を祝福される。

一方
息子がもどらない有馬家は崩れていく。

しかも、捜査の土台になるはずの“記録”が残ってない。

この状況で「真相に近づけるん?」っていう不安が
じわじわ広がっていった。


第6話の流れ

詩音は帰ってきた。でも「戻った」とは言えない

犯人との死闘の末、武尊と美羽は娘の詩音を取り戻す。

けど家に戻ってきた詩音は
表情が抜け落ちたまま笑顔にはならない。

親としては「まず安心」って言いたいのに、
現実はそうならへん。

“帰宅=回復”じゃないのが、画面からも伝わってきて胸が詰まった。

武尊と壮亮が集めようとする「脅されていた証拠」が、形にならない

武尊は壮亮と一緒に、
犯人に脅されていた証拠を集めようと動く。

ところが、犯人とのやりとりは海外製アプリで行われていて、具体的な会話が残っていない。
ここ、ものすごく嫌なリアルさやった。

「やりとりがあった」ことは確かでも
警察や裁判で使える“証拠”として残っていない。

つまり、武尊がどれだけ正しいことを言っても
証明できない可能性、疑われる可能性が残ってしまう。

鷲尾家に届いた骨が、まだ「誰のものか分からない」

鷲尾家に届いた骨についても
決定打が出ない。

何より絵里香が「蒼空の骨だと確定すること」を恐れて
鑑定に踏み切れない。

この“拒否”って、責めたら終わるやつで
でも放置もできへん。


息子を失った母親の心が壊れていく過程
事件の進展として消費できない重さがあった・・・

祝福の声が届くほど、鷲尾家は苦しくなる

詩音が無事に保護されたと報道され
鷲尾家には祝福が届く。

外から見たら「よかったね」やのに
内側では「まだぜんぜん終わってない」。

このズレが、見てる側にもずっと刺さる。
“よかったね”が、こんなに残酷に聞こえることあるんやな…と思った。

絵里香が鷲尾家に来る。「つらかった?」と聞き出そうとする

絵里香が「私にもお祝いさせて」と
鷲尾家に来る。

そして詩音に対して
かなり強引に犯人の話を聞き出そうとする。

ここ、視聴者としても息が詰まった。

絵里香は詩織を傷つけるためじゃなく
単純に“情報”が欲しいだけなんやと思う。

でも詩音は、今いちばん傷ついていて
守らなあかん子どもや。

大人の焦りが子どもを追い詰める場面って
正しさの置き場がなくなる。

さらに絵里香は武尊たちに向かってこう言い放つ。

「お宅はいいですよね。お子さんを助けてもらえて」

このセリフは、絵里香の嫉妬というよりは
絶望の言葉に聞こえた。

助かった側を殴りたいんやなくて
“助からなかった側”の地獄を誰にも分かってもらえない・・・

そんな叫びに聞こえたわ。

「急展開」へ。武尊が“ある人物”を疑い始める

そして、事態は急展開。


武尊は「蒼空を誘拐した犯人は、別にいるのでは」
ある人物を疑い始める。

ここは第6話の怖さの芯。

誘拐は一回きりの事件やなくて、複数の線が絡んでる。

「詩音の件が終わったから、次は蒼空」じゃなくて
最初から同じ何かが、別の家族も壊してる可能性が出てきた。


第6話を見終わって残った引っかかり

  • 鷲尾家に届いた骨は誰のものなのか。なぜ“鷲尾家”に送られたのか。
  • 絵里香がDNA鑑定に踏み切れないのは、恐怖だけなのか。
    ほかに「確定したら困る事情」があるのか。
  • 海外アプリでやりとりをした犯人は
    なぜそこまで痕跡を消せるのか。背後に“手慣れた人”がいるのか。
  • 武尊が疑い始めた“ある人物”は誰で、何が引っかかったのか(ここは次回の焦点になりそう)。
  • 警察はどこまで掴んでいて、どこから動けなくなっているのか。

関西系主婦のひとこと&まとめ

せっかく詩音を取り戻せたのに
家の空気が軽くならへんのがものすごく心がしんどかった。

子どもって、助けた瞬間に元気いっぱいに戻るわけやない。

笑わへん、話せへん、思い出してしまう――
その全部が“事件の続き”やと思わされた。

それに絵里香の「お宅はいいですよね」は、腹立つより先に
同情の心がうまれたわ。

あの言葉が出るところまで追い込まれてるんやと思うと
誰の味方をしたらええのか分からん。

武尊が誰かを疑い始めたってことは
ほんまの地獄はまだ裏にある。

次回はやっと真相に近づけるんやろか。
真犯人はやっぱあの人なんかなあ。

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