先週の「おコメの女」3話をみて「お、かなり面白くなってきたやん?」と思った人、
多かったんちゃうかな。
優香の過去と脱税事件の構成うまかったな~って
楽しめた回でした(*^-^*)
次回はさらに面白くなりそう!と
期待をもってみた「おコメの女」第4話。
今回はザッコクの中でも
数字のスペシャリスト・笹野耕一にがっつりスポットが当たる回でした。
ただし見終わったあとの感情は「スカッと!」というより、
微妙にモヤッ…いや、かなりうーーん??なシーン多めだったかな笑。
では今回はそんな4話の流れを追いながら、
笹野の弱さ、正子と母との関係
モヤっとしたポイントも含めて整理していきます。
※この記事は「おコメの女」第4話のネタバレを含みます。
未視聴の方は、視聴後に読むのがおすすめです。
正子の 母が巻き込まれた“不正還付”という罠
今回の物語の発端は
正子が米仲間の真由美から聞いた不正還付詐欺の話。
「還付金が戻る」「申告の仕方を教える」
と甘い言葉で誘い、気づけば虚偽申告寸前。
ここでリアルにこわーーと思ったのが
騙されてる本人が“被害者”のつもりでも、実は加害側に片足突っ込んでる構造。
これ、めちゃくちゃ現実にありそうな話…。
しかもその真由美は実は
笹野耕一の母親やったというオチ。
正子は最初から分かってて
あえて笹野を調査役にしたんやろな…と思うと、優しさでもあり残酷さでもある。
冷静な男・笹野が家族の前で崩れる
仕事では頭の回転も早く、状況整理も完璧な笹野。
でも母のこととなると、一気にバランスを崩す。
笹野の母は「副業みたいなもん」と言い張り、顔も見えない相手を信じ続ける。
その姿に苛立ちも焦りも募っていく笹野。
ここで明かされる笹野の過去が、また切ない。
両親の不仲、離婚、
家庭の空気を遮断するためのヘッドフォン。
感情を切り離して生きてきたからこそ
今の“合理的な笹野”があるんやな…と過去からいまの姿に納得できるシーンでした。
見えない敵と嫌なほどリアルな詐欺構造
調査は難航する。
詐欺グループは連絡先も口座もコロコロ変え、
捕まえても末端の雑魚止まり。
闇バイトで役割を細かく分け、
誰も全体像を知らない仕組み。
これがまた、スッキリ解決させへん嫌な感じ…。
正子も感情的に怒るというより、
「嫌な予感」を静かに溜めていくのが印象的やった。
笹野の独断と止められなかった暴走
なかなか進まない不正還付事件の調査に
笹野は母を使った“おとり作戦”を提案する。
もちろん正子は即却下。
優香も「ムキになってもうまくいかない」と釘を刺す。
この時点で、
あ、これはやってまうんちゃうか…って嫌な予感しかしなかった人、多いはず。
案の定、笹野は単独行動を起こす。
そして約束の相手は現れず、
それどころか笹野は黒塗りの車に拉致されてしまう。
いやここはさすがにそんな簡単に単独行動すなよ・・・
さらっと拉致されるなよ・・・と
ツッコミどころでしたけどね。
拉致、監禁、そしてザッコクの踏ん張り
首謀者の正体は
相談者を装って近づいてきた大崎だった。
金を前にしたあの表情、いや〜生々しかったわ…。
拉致されてしまった笹野は
殴られ、縛られ、逃げ場なしのピンチに陥る。
それでも笹野は
金塊のインゴットナンバーをスマホで送るという一手を残してた。
その情報を頼りに現場へ辿り着くザッコク。
ピンチを脱するわけなんですが。
けどまあ、さすがに拉致とかしたら
スマホは絶対にとりあげるやろとは思っってしまった・・
詐欺集団なのに、つめあますぎますやん笑
そうはいえザッコクメンバー全員で
警察が来るまで耐え切る感じはこのドラマらしさがあって
よかった。
母との本音そして残る見えない影
事件後、笹野は母に本音を漏らす。
「母さんが褒めてくれるのが嬉しかった」
笹野ができる完璧な自分でいようとした理由が
正しさじゃなく、母への未練やったって分かる瞬間。
ようやく親子が同じテーブルについた感じがして、
ここは親子愛に素直にグッときた。
ただし、話はここで終わらへん。
正子の父・田次の過去。
経済産業大臣・鷹羽宗一郎との因縁。
箱山哲郎と大崎のつながり。
不正還付事件は片付いたはずなのに、
もっと大きな金と権力の匂いだけが、しっかり残るラストやった。
関西系主婦のひとこと&まとめ
4話は「脆さ」と「嫌な現実」が残る回やったなぁ、という印象。
冷静な笹野が、家族の前では不器用すぎた。
あと簡単に拉致されるんじゃない。
でも今回の“不正還付の怖さ”は、
ドラマ的にめっちゃ良い題材やったと思う。
騙された人が「被害者」の顔のまま、知らんうちに“やってもうた側”になる。
この構造、現実でも普通にあり得るし、
善悪が分かりにくいのが余計に気持ち悪い。
毎回スカッと成敗!だけでは終わらせへんところが、
実はドラマの持ち味なんかも。
次はいよいよ、
正子がザッコクを立ち上げた“本当の目的”に踏み込んでいきそうな予感。
今回の事件って、表向きは詐欺グループ摘発で終わったように見えるけど
・箱山哲郎(演:浅野和之さん)が余裕を見せてる
・鷹羽宗一郎(演:千葉雄大さん)の周辺が明らかに臭い
・秘書の灰島(演:勝村政信さん)が正子の父・田次(演:寺尾聰さん)に接触
ここで一気に「単発案件の皮をかぶった、縦のストーリー」が動き始めた感じしたね。
笹野が言った
「ザッコクを立ち上げた背景には鷹羽家があるんじゃないか」
これ、冗談でも妄想でもなくて、
かなり核心に近い“匂わせ”に見えた。
正子がザッコクを作った理由が、単に“厄介な案件を処理するため”じゃなくて、
最初から狙ってる“本丸”があるとしたら…
その本丸が政治・権力・金のラインに繋がってる可能性が一気に濃くなった。
次回からは、正子が何を正したいのか、誰を倒したいのか、
その輪郭がもっとハッキリしてきそうで…たのしみです。
※次回のネタバレやほかの回のあらすじを知りたい人は
→「おコメの女:各回のネタバレまとめ」も参考にしてください。
※ドラマ全体の見どころやキャスト整理は
→「おコメの女:全体あらすじ・見どころ記事」もあわせてどうぞ。
