「おコメの女」第6話は
ついに宿敵・箱山と真正面からぶつかる回になりました。
しかもただの脱税案件にとどまらず
政治資金、裏金、マネーロンダリングと規模が一気に拡大。
さらに正子の過去まで明かされて
いよいよ物語の“芯”が見えてきました。
※この記事はドラマ「おコメの女」第6話の結末までのネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。
宗一郎の議員辞職会見
今回の物語は
鷹羽宗一郎(演:千葉雄大さん)の緊急会見から始まる。
不倫・隠し子疑惑を否定しながらも
議員辞職を発表。
謝罪してるとはいえ核心部分は否定。
それでも辞職することで責任をとったと世間には思わせる。
この流れをニュースで見つめる正子(演:松嶋菜々子さん)の表情は
明らかに固い。
「錦之助の死」
「宗一郎のスキャンダル」
「即辞職」
とまるで誰かが脚本を書いたかのように
流れが整いすぎている。
正子は“ストーリーが出来すぎている”と感じている様子でした。
正子の過去:父は鷹羽の秘書だった
その様子をみていた笹野(演:佐野勇斗さん)が
正子に問いかける。
「鷹羽家のことになると、なぜそんな顔をするんですか?」
ここで正子の口から
過去が明かされる。
正子の父・田次(演:寺尾聰さん)は
かつて鷹羽錦之助の議員秘書だったのだ。
しかし収賄容疑で逮捕されてしまう。
事実上“罪をかぶせられた”形での幕引きだった。
父が逮捕されてしまい
その帰りを待つ間に母は心労で亡くなってしまった。
正子は言う。
「私は鷹羽一族を許さないと思っていた。
でも大切なのは、税金は正しく集めて正しく使うこと。」
ここ大事。
復讐ではなく“税の原理”に立ち戻る。
個人的な怒りにまかせて動いているのではなく
税務局員としての信念を忘れずに鷹羽を裁こうと動いている。
箱山という男
今回の中心人物は
箱山哲郎(演:浅野和之さん)。
箱山は元国税局員。
国税局の内部を知り尽くしており
現在は税理士として大物相手に“グレーゾーンの指南役”として活動している。
政治資金パーティー券を利用し
不正ギリギリのラインで裏金を作る。
さらにその金を
「美術品・骨董・高額資産」に変えて価値を増やす。
いわば“裏金の運用屋”であった。
正子にとっては、
かつて鷹羽案件を邪魔された因縁の相手でもある。
鷹羽グループの政治資金パーティーに潜入
ザッコク一同は
鷹羽グループの政治資金集めパーティーへ潜入。
参加したのは
作久子(演:大地真央さん)
優香(演:長濱ねるさん)
古町(演:高橋克実さん)の3人。
優香はお金持ちのお嬢様風の装い。
作久子は着物でびしっと決めている。
どこからみても完全に“支援者側の顔”。
このパーティーは単なる懇親会ではない。
政治資金パーティー券を大量販売する集金装置だったのだ。
参加者は約500人規模。
ここで
・参加人数
・企業経営者の顔ぶれ
・資金の動きの規模感
「この規模でやっている=かなりの金額が動いている」
という構造をザッコクは読んだ。
秘書・岸本の不自然な金策
箱山の秘書・岸本は業績が悪いわけでもないのに
なぜか金策に走っていた。
さらには
「箱山に金を預けると何倍にもなって返ってくる」
という噂もあった。
ここで浮かんだ疑惑は
裏金を資産に変えて増やしている可能性。
“美術品や骨董品でマネーロンダリング”
の線がここでつながる。
箱山邸へ踏み込む
ザッコクは箱山の自宅へ踏み込む。
疑いは
・政治資金収支報告書の不記載
・政治資金の私的流用
・裏金の資産化
税務を知り尽くした箱山は言う。
「秘書の記載ミス。訂正すれば問題ない。」
確かに箱山のいうとおり政治資金の世界では
“修正申告で済むケース”が存在する。
でも正子は引かない。
「記載ミスでも、私物化なら別問題。」
帳簿だけが証拠ではないと告げる。
一度は空振り、しかし引き返す
しかしいくら捜索しても
高額美術品は出てこない。
ザッコクチームがしかたなく帰ろうとした瞬間に
正子はふと気になった。
岸本が名刺箱を妙に庇うような動きをしていたことを。
正子は引き返す。
「再びの臨場失礼します。」
ここで箱山の余裕の態度が
崩れる。
7億円の“レアカード”
名刺箱から出てきたのは、
海外オークションで7億円相当とされるレアトレーディングカードだった。
小さくて持ち運びやすく、価値が跳ねる。
裏金の“保管兼投資先”としては理にかなっている。
裏金を美術品や高額資産に替えて“寝かせる”。
その実物がこれやったわけやね。
ところが
証拠として押さえられるはずだったカードに、
箱山の飼い犬が噛みついてしまう。
カードは破れ、ただの紙切れ。
その価値は一瞬でゼロに。
あれだけ金と権力を操ってきた男の“最後の隠し財産”が、
まさか犬に台無しにされるっていう皮肉で事件はおわった。
完璧に仕組んできたつもりの男が、
最後はコントみたいな崩れ方するの、ちょっとスカッとしたわ。
作久子の一言
犬にかまれたカードをみて
作久子はひとこと言う。
「保険とか入ってたんじゃないの?……ああ無理か〜」
これは完全なるイヤミ。
違法資産に保険はかけられない。
かけていたとしても、事情を説明できない。
つまり“救済不能”。
上品にえぐい一撃をかましたってわけねw
箱山の崩壊
追い詰められた箱山は
「ノンキャリアは努力しても勝てない」
と弱音を吐き出す。
正子は突き放す。
「知ったこっちゃない。」
同情も感情も挟まない。
ここで完全に立場が逆転する。
ラストの不穏
宗一郎は辞職。
しかし支援団体はまだ動いている。
そして父・田次が灰島(演:勝村政信さん)と接触。
「鷹羽、もう一人いるじゃないか」
ラストシーンはこの一言で終わった。
箱山は崩れた。
でも鷹羽家の構図はまだ終わっていないという布石。
関西系主婦のひとこと&まとめ
箱山の7億円分のカードがパーになった瞬間は
正直ちょっとスカッとした。
因果応報すぎるやろって思ったし。
犬はなんも悪くないけどw
でも鷹羽の話は、まだ全然終わってへん。
正子が「父は鷹羽に潰された」って語った直後に
その父・田次が灰島と笑ってるって、どういうことなん。
正子の父は敵なん?味方なん?
それとも、さらに大きなどんでん返しが待ってるんやろか。。。
ここから一気に“ザッコクがほんまに狙ってる敵”に踏み込んでいきそうな空気。
いよいよ本丸、動き出すんちゃう?

